6月に権利が確定する銘柄は相当数に上るが、その中には株主優待に人気のある企業も多い。そこでここでは飲食系の企業に絞って、株主優待の内容を整理しておくことにしたい。なお、2017年の場合には、6月の株主優待の権利付き最終日は27日で、権利落ち日は28日になっている。

株主優待,6月
(写真=PIXTA)

(1)サニーサイドアップ <2180>

企業PRや販促支援(SP)を主力とするサニーサイドアップは、スポーツビジネスに強みを持っている。レストラン「bills」などの新事業開発に注力しており、株主優待も同レストランにおいて、オーガニックスクランブルエッグ、リコッタパンケーキ、リングイーネ、チョップサラダから2品と、併せてソフトドリンク2杯を無償提供するというもの。権利確定は6月末日で、100株以上の株主なら優待を享受できる。

(2)B-Rサーティワンアイスクリーム <2268>

不二家と米国バスキン・ロビンスの合弁である同社は、アイスクリームの「サーティワン」をFC展開するなど、業界首位の位置にある。株主優待は、チェーン店舗である「サーティワンアイスクリームストアー」でのみ自社製品と引換えできる優待券がもらえるというもの。

権利確定は6月末日と12月末日の年2回で、100株以上の株主には500円の優待券が2枚、500株以上なら3枚、1000株以上なら5枚、5000株以上なら10枚提供される。

(3)ツカダグローバルHD <2418>

同社は欧米風の邸宅で挙式や披露宴を行うウエディングを主力にしており、ハワイ、バリ等でも事業展開している。株主優待は権利確定が6月末日と12月末日の年2回で、100株以上の株主に施設内レストラン等での飲食料金や、ホテルの宿泊料金が割引になる株主優待券1枚が提供される。さらに、100株以上の株主は500円分、200株以上の株主は1000円分のクオ・カードをもらえる。

(4)ダイナック <2675>

サントリー外食事業の中核であるダイナックは、「響」や「パパミラノ」などのレストランを経営するほか、ゴルフ場内食堂受託もおこなっている。株主優待は権利確定が6月末日と12月末日の年2回で、自社経営店舗で利用できる食事券が、100株以上の株主には2000円分、500株以上なら6000円分、1000株以上なら1万2000円分提供されるというもの。食事券の代わりに、それぞれ2kg、5kg、10kgのお米(コシヒカリ)に交換してもらうこともできる。

(5)日本マクドナルドHD <2702>

世界的バーガーチェーンを展開する日本マクドナルドHD。米本社が保有株の一部売却を検討しているというが、売却先や時期は未定のままだ。株主優待は権利確定が6月末日と12月末日の年2回で、バーガー類、サイドメニュー、飲物、3種類の商品の無料引換券6枚が1冊になったシートを、100株・200株の株主は1冊、300株・400株なら3冊、500株以上なら5冊もらうことができる。

(6)フジオフードシステム <2752>

1979年創業の藤尾実業が源流のフジオフードシステムは、大阪を地盤に大衆セルフ食堂「まいどおおきに食堂」を全国展開している。株主優待は権利確定が6月末日と12月末日の年2回で、コシヒカリなどの自社PB商品、または優待食事券のどちらかを選択できる。食事券は、100株以上の株主なら3000円相当分、300株以上なら6000円相当分、1000株以上なら1万2000円相当分となっている。

(7)三光マーケティングフーズ <2762>

「金の蔵」「東方見聞録」などの居酒屋、外食店を展開している三光マーケティングフーズの株主優待は、権利確定が6月末日と12月末日の年2回で、1000円の優待券が、100株以上の株主には3枚、200株以上なら6枚、500株以上なら12枚提供されるというもの。この優待券はそれぞれ1kg、3kg、5kgの精米と交換することもできる。

(8)ペッパーフードサービス <3053>

ステーキのファストフード店を展開しているペッパーフードサービスは、既存の「ペッパーランチ」に加え、立ち食い店が急成長中だ。

株主優待は、権利確定が6月末日と12月末日の年2回で、300株以上の株主は、自社ホームページに記載されている、競馬場内店舗を除く各店舗で利用できる500円の食事券6枚1セット、または自社販売商品1セットがもらえるというもの。1500株以上なら食事券2セットまたは自社販売商品2セットが、3000株以上なら食事券3セットまたは自社販売商品3セットがもらえる。

(9)アークランドサービス <3085>

アークランドサービスは、カツ丼専門店の「かつや」を直営・FCで展開している。親会社は新潟を地盤にしているホームセンターだ。株主優待は、権利確定が6月末日と12月末日の年2回で、100株以上の株主は、とんかつ専門店「かつや」、からあげ専門店「からやま」、肉めし専門店「岡むら屋」、イタリアンカフェ「チェントペルチェント」で利用できる550円の食事券が4枚、1000株以上なら20枚提供されるというもの。なお、この食事券は券売機設置店舗では使えない。

(10)ブロンコビリー <3091>

名古屋を地盤に、炭焼きステーキ等を提供する郊外型高価格レストランを展開しているブロンコビリーは、優れた財務内容を背景に、関東出店を本格化させている。

株主優待は、権利確定が6月末日と12月末日の年2回で、100株以上の株主は2000円分の自社株主優待券、200株以上なら3000円分、500株以上なら5000円分、1000株以上なら8000円分、2000株以上なら1万5000円分がもらえる。また、200株以上の株主は、優待券に代えて、それぞれ2kg、4kg、5kg、10kgの魚沼産コシヒカリを選択することもできる。

(11)物語コーポレーション <3097>

中部を地盤に、直営・FCで郊外に出店している物語コーポレーションは、食べ放題店「焼肉きんぐ」を主力に、ラーメンやお好み焼きも展開している。

株主優待は、権利確定が6月末日と12月末日の年2回で、100株以上の株主は2500円相当の株主優待食事券、300株以上なら5000円相当、600株以上なら1万円相当、900株以上なら1万5000円相当がもらえる。この優待食事券は、焼肉一番カルビ、焼肉一番かるび、焼肉きんぐ、丸源ラーメン、二代目 丸源、お好み焼本舗、魚貝三昧げん屋、源氏総本店、ゆず庵で利用できる。また、優待食事券に代えて、それぞれ2.5kg、5kg、10kg、15kgの福井県産コシヒカリ「感動の米 コシヒカリ白米」を選択することもできる。

(12)ホットランド <3196>

ホットランドの主たる事業は、たこ焼き「築地銀だこ」やたい焼き「銀のあん」などで、台湾、香港などアジアを軸に海外進出も果たしている。

株主優待は、権利確定が6月末日と12月末日の年2回で、100株以上の株主は、1500円相当の優待券、500株以上なら7000円相当、1000株以上なら1万5千円相当が、それぞれ半年分としてもらえる。年間ならその倍になるわけだ。この優待券は、築地銀だこ、銀だこハイボール酒場、大釜屋、ほっとや、日本橋からり、囲、銀のあん、クロワッサンたい焼、コールドストーンクリーマリー、コーヒービーン&ティーリーフ、トシスタイル、キッチンヨロイヅカの各店で利用できる。

(13)すかいらーく <3197>

ファミレス最大手のすかいらーくの、現在の主力業態は「ガスト」だ。株主優待は、権利確定が6月末日と12月末日の年2回で、100株以上の株主は、すかいらーくレストランツ、ニラックス、トマトアンドアソシエイツの店舗(一部店舗除く)で使える500円の割引券を6枚、300株以上の場合には、6月末が18枚、12月末が22枚、500株以上の場合には、6月末が30枚、12月末が36枚、1000株以上の場合には、6月末が66枚、12月末が72枚、それぞれもらえるというもの。

(14)かんなん丸 <7585>

居酒屋、大庄のFCで、埼玉県を担当エリアとするかんなん丸は、「庄や」「日本海庄や」のほか、ドトールのFCも展開している。株主優待は、権利確定が6月末日と12月末日の年2回で、100株以上の株主は1枚500円の株主優待券を5枚、500株以上なら10枚、1000株以上なら20枚もらえる。優待券の代わりに産地直送品を選択することもできる。

(15)グローバルダイニング <7625>

都内軸に「ラ・ボエム」など和洋食のダイニングレストランを展開しているグローバルダイニングは、米国にも出店している。株主優待は、権利確定が6月末日と12月末日の年2回で、500株以上の株主は、直営店舗で提示すると会計料金の15%が割引かれる株主優待証を1枚もらえる。この優待証は、6月末株主は10月1日から3月末、12月末株主は 4月1日から9月末の間、ランチメニューと全館貸切または部分貸切パーティー、ウエディングを除いて利用することができる。

(16)ロイヤルHD <8179>

外食老舗の同社の柱は、「ロイヤルホスト」と天丼「てんや」だ。空港などの施設内食堂や機内食、ホテルなども展開している。株主優待は、権利確定が6月末日と12月末日の年2回で、100株以上の株主は、全国のロイヤルグループの飲食店・売店・ホテルなどで利用できる500円の優待食事券を1枚、500株以上なら10枚、1000株以上なら24枚もらえる。

(17)ジョイフル <9942>

九州を地盤にしているジョイフルは、ステーキ、ハンバーグを軸とする郊外型レストランを全国でチェーン展開している。株主優待は、権利確定が6月末日と12月末日の年2回で、100株以上の株主は食事15%割引券を5枚、500株以上なら10枚、さらに1000枚以上の場合には、500円の食事券20枚をもらうことができる。(ZUU online 編集部)

※お詫びと訂正(2017年5月21日21時)
掲載当初、チムニー<3178>を6月の株主優待として記載しておりましたが、正しくは「3月・9月」の誤りでした。関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びします。

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