(写真=PIXTA)
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京都に、ユネスコの世界遺産はいくつあるかご存知だろうか。答えは全部で17個。ちなみに東京は1つのみだ。ユネスコの世界遺産は、国境や人種を超え「人類が次世代へ残すべき」と認定されたもので、文化遺産・自然遺産・複合遺産の3つに分類される。そのうちの文化遺産として『古都京都の文化財』が1994年に登録され、17ヶ所の寺院、神社、城で構成されている。

桓武天皇が784年に長岡京へ、794年には平安京へ遷都してから、約1000年に渡り日本の首都であった「千年の都・京都」。世界遺産にはなっていないが、歴史と伝統を持つ寺院や文化も数多い。今後も、日本および世界中から観光客を集め続けるのはほぼ間違いない。

京都の不動産が持つ魅力

言い換えれば、京都は、これらの歴史的背景が「無形資産」となり、プレミアムとなっているわけだ。資産運用の観点に立つと、このプレミアムの恩恵を受ける資産のひとつが「京都の不動産」と言える。

京都は景観を守るため、建築の制限が多く、そもそも物件の希少性が高い。高さ規制があり、首都圏や地方の政令指定都市などのように、タワーマンションをどんどんと建設できないのだ。よって、他地域に比べて、市場に供給される戸数は少なくなる。需要の高い土地であっても供給戸数が少なく、希少性が高いため、その価値が評価されているのだ。

また、京都中心部は、古くから町が形成されていたため、そもそも物件が建設できる土地も少ない。地権者も多ければ、京町家などに代表されるように土地も小さい。最近では、訪日外国人急増に伴うホテル需要が高まっており、ときたま良い条件の土地が売りにでても、ホテル建設に流れてしまう。マンション建設が難しい状況が続き、居住用不動産の希少性は一層高まっている。

加えて京都の不動産は、「実需(子供用を含む)」や「賃貸」といった一般的な活用方法だけではなく、観光のための「セカンドハウス(別荘)」や「老後の住まい」といった多様な活用方法がある。経済市況やライフプランは常に変化していくものだが、その変化に合わせて、そのときどき、ベストと思われる選択肢を取ることができる。

関西電力グループが展開する京都の不動産

上記のように、京都の「無形資産」の価値を認めているのであれば、京都に不動産を持つ選択肢は大いに合理的と言える。ただ、不動産は高い買い物なので、やはり安心できる業者から買いたいのが本音だろう。そのようななか、実は、関西地域のエネルギー供給を日々支えている関西電力のグループ会社が新築分譲マンションを展開していることをご存知だろうか。

正確にいうと、関西電力の子会社である関電不動産開発(本社・大阪市)が売主となる。同社は、「ロジュマン」や「シエリア」といったブランド名のマンションを京都市内で展開している。新築の分譲マンションで、物件によって異なるものの2LDKから3LDKと、いわゆるワンルームマンションとは異なり、ゆったりとした間取りが特徴だ。立地に関しても、烏丸御池駅や京都市役所前駅、河原町駅などが最寄駅となり、京都市の中心街に位置している。

不動産業界には数多くの業者が存在する。なかには、購入者に専門的な知識がないことを利用して悪さを働く輩もいる。そのようななか、関西電力という確固たるブランドが提供している不動産には、とてつもない安心感がある。

千年の都の「無形資産」を自分の財産に

京都は、春は桜、夏は祇園祭に川床、秋は紅葉、冬は雪化粧した寺院など年間を通じて楽しむ事が出来る。日本全国を見渡しても、京都ほど日本人の心をくすぐる場所はそうはないだろう。

不動産市況(経済市況)によって不動産価格には今後も波はある。しかし、例えばたった50年後、「千年の都・京都」が都市としての相対的な価値を失っていると思うだろうか。そう感じないのであれば、自分のためのみならず、次世代に受け継ぐ資産としても適切だろう。あなたも千年の都の無形資産を自分の財産に変えてはいかがだろうか。