今年もボーナスシーズンがやってきた。経団連の調べによると、大企業の夏のボーナスは91万7906円。前年比で5年ぶりにマイナスになったものの、3年続けて90万円台を維持している。

ボーナスの支給に合わせて、ある程度は資産運用に回したいと考えている人も多いはずだ。しかし、資産運用に必要な金融商品をどう選べば良いのだろうか。株式市場ではこれまで「安定運用先」と思われていた優良銘柄が、突然下落を始めるといった事態も珍しくない。運用時にどこに投資をすればいいのかは大きな悩みだろう。

「変動リスクを抑えて運用をしたい」 そのために必要な考え方

ETF,ボーナス,ETF
(写真=PIXTA)

超低金利時代では、現預金のみで保有していても金利はほとんど付かず、物価上昇時には資産が目減りすることになる。資産運用を考える上では、少なくとも物価上昇率を上回るパフォーマンスを実現し、購買力の維持を目指したい。

その際に重要となる考え方が「国際分散投資」だ。国内の株式・債券のみならず、海外の株式・債券といった値動きが異なる資産で運用することで価格変動リスクを分散し、特定の資産だけを保有している状態よりも資産の変動を抑えることができる。

「運用先選び」に困らない 株式と投資信託のメリットを併せ持つ運用方法とは?

分散投資は、国内外含め数多くの資産から選別しなければならないため、手間も時間もかかってしまう。場合によっては海外情報の収集も不可欠で、大変な労力と時間が求められる。

「忙しくてそんな時間は自分に無い……」という方も心配しないで頂きたい。そこでご紹介したいのが、「ETF(上場投資信託)」という運用商品だ。ETFは、「Exchange Traded Fund」の略で、株式と同じように取引所で売買することができる上場している投資信託のこと。ETFは、株式と投資信託それぞれのメリットをあわせ持っている。

その特徴を詳しく説明すると――。

(1)株式市場でいつでも売買できる
投資信託の売買注文は1日に1度だけだが、ETFは株式市場が開いているときにはいつでも好きな価格で売買注文を出すことが可能。注文方法も、買いたい価格、売りたい価格を指定できる「指値注文」も可能だ。

(2)国際分散投資を可能にする多種多彩な投資対象
ETF最大の特徴は、国内外の株式市場等の指数に連動した運用が可能となる点だ。個別資産へ投資をするより、市場全体の値動きを示す指数に投資をすることで、価格変動リスクを抑えた運用を実現できる。

(3) 投資信託と比べて、コストを抑えて分散投資ができる
ETFは、投資信託と比べて信託報酬(運用手数料)が総じて低く設定されている。また、売買時も株式の売買手数料と同じため、一般的な投資信託の販売手数料と比べると割安だ。

例えば、国内で購入できる投資信託の大半は販売手数料が3%程度かかる中、「UBS ETF 先進国株」は株式の売買手数料と同様のため、証券会社を選べば1%未満に抑えることも可能である。信託報酬を見ても、海外の株式市場に投資するファンドは年2〜3%程度のため、5年で元本の1〜2割弱が消えてしまう計算となる。対して、「UBS ETF 先進国株」の総経費率は0.30%、同期間でもわずか1.5%となり、10分の1程度のコストで運用することができる。

歴史あるUBSのETFで「変動リスクを抑えた資産運用」をはじめませんか?

ETFの大半は1口単位で売買でき、数千円〜数万円単位での投資が可能なため、投資のハードルも低くなっている。

先のETFを提供するUBSは、スイスを発祥の地とし150年余の歴史を持つグローバルな金融機関だ。世界の主要な金融センターを含む50カ国以上に進出し、富裕層個人、法人、機関投資家等に対し金融アドバイスとソリューションを提供している。長く信頼される同社のETFで資産運用をはじめてみてはいかがだろうか。