決算予想からみる今後の業績

順調に売上高をのばしており、今年は特にスマートフォンやタブレット端末の普及拡大で半導体の需要が高まり増収増益を見込む予定になりそうです。またシステムの高速化は、医療、金融分野で今最も必要とされている分野になるので今後も需要はさらに広がる見込みです。今後も需要が見込める為、順調にマーケットを広げていくと思われます。また今回上場した際の資金は、新型フラッシュメモリの開発に充てるという事で、この開発が成功すればさらなる増収が見込めることになりそうです。


フィックスターズが影響うける会社とは

フィックスターズの主な取引先は、みずほ証券、東芝、キャノン等の大企業なので、大きい収益が得られるとともに、この大企業の経営状況にも左右されやすい懸念がある事も考えられます。しかし、今年5月には、独立行政法人・産業技術総合開発機構(NEDO)の「イノベーション実用化ベンチャー支援事業」採択されており、この支援を受けてさらに取引先等がひろがる可能性もあります。

同社が力を入れている主力の商品は「M 3 (エム・キューブ)」と呼ばれる高速化ソリューションシステムでパフォーマンスの向上を図る事ができます。これからビックデータ活用時代においてあらゆる分野での活躍が期待できる事からあまり分野は選ばない可能性があります。


業務拡大の為の海外進出と今後の課題

フィックスターズは、アメリカにも拠点をもっており、今後さらにグローバルな事業展開に向けて調査を開始しております。今後は、今の開発が成功すれば更なる収益が望めますが、時間がかかると費用もかさんできます。また、システムは刻々と変化していく為、時代が必要としているニーズを見誤ると経営状態が苦しくなりますが、その点フィックスターは、まさに時代にマッチした商品を生み出している会社だといえます。

今後アジア市場のマーケットシェア拡大も視野にいれており、特にアジアでのスマートフォン普及に伴う事業において増収を見込こもうとしている様子です。いろいろな可能性があり期待度も株価に表れていることが感じらるといえそうです。

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