2017年10月2日11時過ぎに竹内典弘さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:
羊飼いのFXブログ※チャート付き
)
現在の為替相場の傾向や相場観
スペイン第2の都市バルセロナを中心とする、北東部のカタルーニャ州の独立の是非を問う国民投票が1日(日)に始まった。中央政府は憲法違反として投票の阻止に動いており、警官隊と住民の衝突で多数の負傷者が出ている模様。このため、週明けのユーロは若干売りが優勢となっているが、ユーロ売りは一時的なもので、ユーロ買いの大局は変わらない。
今週は、細かい経済指標が複数あるものの、6日(金)の米雇用統計までは材料難な一週間となるだろう。
米雇用統計は、甚大な被害をもたらしたハリケーン襲来後初めての発表ということで、非農業部門雇用者数の増加幅は13万人と、悪い数字が織り込まれている。
今週から来週にかけて、マーケットではFRB議長の後任人事の思惑が焦点となりそうだ。
また、小池新党の躍進は、アベノミクス及び円安のブレーキとして、米系ファンドが材料視する可能性もあり、やや円安のバイアスがかかりそうだ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
一週間のボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で111.50~114.00円、ユーロ/米ドルで1.1700~1.1900ドル、ユーロ/円で131.50~134.50円を予想している。
竹内典弘
1990年、カナダ系の銀行へ入行し為替ディーラーとなる。HSBCでは米ドル/円のチーフトレーダーを務めるなど20年以上にわたって為替市場の第一線で活躍。現在は個人トレーダーとして自己資金を運用するほか、twitter(@yen20pl)や
西原宏一さんのメルマガ
を通じて情報配信を行なう。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「
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