2017年10月11日11時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供: 羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材,為替見通し
(写真=PIXTA)

昨日は朝鮮労働党の創建記念日だったが、今のところ北朝鮮の目立った動きは見られない。

米ドル/円は、9月9日(土)の北朝鮮建国記念日の前日に107.32円付近まで下落したが、そこから1カ月弱で約6円も上昇した。今も米ドル高の流れは変わらないが、やや買われ過ぎで日足チャートの形状があまり良くない。

ただし、米ドル/円を買い遅れている投資家が多く、下値も限定的。昨日は北朝鮮への警戒感から、一瞬112円を割り込む場面もあったが、すぐに反発している。

現在の為替相場の戦略やスタンス

北朝鮮のイベントを無事通過し、本日は、本邦投資家による米ドル買いが再開される可能性が高い。特に東京市場の動きに注意が必要。 米ドル/円の中期的な上昇トレンドは変わっていないと見ており、111円台~112円台前半は、丁寧に押し目を拾っていきたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「 西原宏一のヘッジファンドの思惑 」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ 」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。

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