今朝は雨も止んで天気も回復ということですが、株式市場は依然として堅調な地合いが続いています。日経平均も11連騰ということですが、連騰記録というものは面白いもので、一昨年2015年5月の12連騰以来ということなのですが、その前に遡ると日経平均先物の取引が始まる前の記録ばかりなのです。「連騰」ということに日経平均先物が影響しているということが言えると思いますし、15年の連騰も多分に影響はあると思います。因みに前回の12連騰の後も堅調な地合いが続きましたが、その後はご存知の通り、8月、9月の急落もありました。

連騰記録、特に現状のように実質的な史上最高値更新というなかでの連騰ということはよほど「手仕舞い売り」をこなす買い要因があるということです。ですから、その「買い要因」がなくなったとき、あるいは織り込んだ時からは少なくとも「上がらなくなる」ということになるのだと思います。通常株を買うというときは、自分が買ったあと高くなるからということで買うのですが、その買い要因が「買い戻し」であったり、別に下落しても良いような買い方(アルゴナビスで勉強している人はわかりますね!)であった場合には上がると思って買っていないのですから、買い終われば下がることが多くなるのではないかと思います。

米国株がまちまちとなり、為替も金利も特に動きがなく、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が買われたということでもなく、本日の日本市場は手仕舞い売りに押される展開になりそうです。好決算期待で値持ちは良いのでしょうが、ある程度買われ過ぎているということで手仕舞い売りも嵩んでくるのではないかと思います。昨日で11連騰となり、目先的な過熱感も強く、そろそろ上げ一服となってくるのではないかと思います。ここのところ冴えない展開となっている小型銘柄などが物色されそうです。

ついに11連騰となりましたが、さすがに上値も重くなっている感じです。先週見られたような指数を押し上げる買いも弱くなっている感じでもあり、出来高も細っているのでいったん上値が重くなると21,000円水準までは調整となりそうです。21,000円台固めとなるか、あるいは一気に21,000円を割り込む水準まで売られるかということになりそうです。

本日の投資戦略

アルゴナビス清水の投資戦略
(写真=PIXTA)

ついに11連騰となりましたが、米国市場も上値が重くなっていることや昨日も先週まで見られた指数を押し上げるような買いがほとんど見られなかったこともあり、そろそろ調整となってくるのではないかと思います。史上最高値更新となっている銘柄も多く、目先的な過熱感から手仕舞い売りが出始めると昨日の午前中のように一気に調整ということもありそうです。

チャート面からみても「天井」となった感じのチャートも多く、さらに上値を買い上がるには材料も必要ということにんなりそうです。選挙までは高いという見方もありますが、すでに下落が始まっているような主力銘柄も散見され、本日も指数を押し上げるような買いが入らなければ手仕舞い売りに押されることになるのではないかと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・ アルゴナビス )、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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