買われる銘柄と売られる銘柄(米国株)

アリババの株主として、米ヤフーはアリババに出資している為、今回の上場で、売られる銘柄なのか買われる銘柄なのかという事に注目されています。また、ソフトバンクが買収しているスプリントは、買われる可能性が高いですが、上場したアリババの株を売って買収しようとうわさされているTモバイルUSは、もしかすると売られる可能性もあるかもしれません。中国の電子商取引の百度(バイドゥ)や騰訊控股(テセント)→(※中国株)に関しては、アリババに商機があると見た場合は、売られる可能性があるかもしれません。

ヤフー、アマゾン、テセント、バイドゥ、T-モバイルUS、スプリント、イーベイこれらは、アリババ関連株として注目されていますので、売られるか買われるか上場後の動きが楽しみです。


上場後のアリババの今後の戦略とは?

CEOのジャック・マー氏は、IPOを行うことについて、ゴールではなく一つの通過点であるという事を話しています。アリババは、売上高の8割強を占めるのが中国であり、中国のネットオンラインでの取引もアリババが8割のシェアを占めています。今の中国のEC商取引において、アリババは、一人勝ちのような状態です。そして、まだまだ中国のインターネット市場は、発展途上といわれており成長の余地はあるとみているようです。

今後EC市場は、世界中で、これからも発展が見込まれるとみています。アリババがアメリカ市場に上場することにより、アマゾン、イーベイを併せてもアリババの取引量や、利益率などが上回っている事を考えると、アメリカのEC市場が、中国企業をどう受け入れるのか、しばらく動向を注視してみていきたい所です。また。今後のアリババの成長に注目していくのも楽しみなところです。

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