2017年11月21日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
米ドル/円は、115円近辺のトレンドラインを超えることができず、一旦ポジションの崩れにより円高推移となっている。
黒田日銀総裁の金融緩和限界論の影響もあり、しばらくは円高傾向が続きそうだが、110円を下抜けるほどではないだろう。
現在の為替相場の戦略やスタンス
目先の米ドル/円は、111~114円のレンジ内で戻り売り狙い。
中長期的には、米税制改革法案が来年の比較的早い時期に成立する可能性が高まっており、年内は海外資金の米ドルへの転換を控える動きから、米ドル安になりやすい。
そして、年が明けた2018年1月1日(月)からは、米ドルのレパトリエーション(米企業が海外に持つ利益を本国還流すること)により、米ドル高傾向が強まるだろう。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。
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