本日夜午後11時半からBSジャパンで放送予定の「お金のなる気分 ～欲張り女子のケーザイ学～」（高橋真麻出演）からお届け。
「10万円のクーラーがあります。もし来年夏、猛暑になれば15万円で売れます。でも冷夏だったら5万円になります。いま100台買うなら仕入れ費用に1000万円かかりますが、もし猛暑になれば500万円利益が出ます。買いますか？」
たとえ「これはおいしい取引だ」と思っても、100台のクーラーを抱えるのは大変だし、そもそも1000万円もなければ買うことはできないだろう。
しかし、そこでうまく取引できる仕組みがある。10万円の保証金を払ってくれれば、1000万円の商品を売買できるようになるというのだ。
このように元手よりも大きな額の取引ができるのが、「FX（外国為替証拠金取引）」だ。クーラーの例では10万円で1000万円の取引ができるので、100倍のレバレッジがかかっていることになる。
「FXアプリ」で体験できるバーチャル取引
FXは個人投資家にも人気で、番組によれば今年4～6月の取引金額は1023兆円にものぼり、5年前に比べ口座数は約7割も増えている。
国内外の金融事情に詳しい佐々木百合さんによると、FXが人気を集めている理由は、「円ドル相場だけを見ていればいい」といった“分かりやすさ”と共に、“リターンの高さ”があるだろう。特に日本のFX個人投資家の存在感は世界の為替市場でも大きく、“ミセス・ワタナベ”という別名（総称）がつけられているほどだ。
番組では、バーチャル取引を体験できる無料アプリ「かるFX」を紹介。編集部も実際にこのFXアプリを試してみたが、直感で「売り」か「買い」かを操作できる“ゲームアプリ”としての側面も十分に楽しめる。さらに公式Twitterでは、可愛いキャラクターによるFX用語の紹介なども毎日更新され、こちらも女性や初心者にとっては嬉しい仕様かもしれない。
番組ではMCの高橋真麻さんが、普通の主婦たちが手を出し大損した過去のニュースなどを例に挙げ、現在の過度なFX人気への懸念を表明。期待リターンが高いということは、その分リスクも大きい。レバレッジも個人は25倍までしかかけられないし、近く10倍に引き下げられる可能性もある。自分がとれるリスクの範囲をしっかり把握して、無理のない取引をする必要があるだろう。
「手のあたたかさ」を伝えるホテルスパ
番組のイメージコンセプトである「ネイルサロン」と同様、忙しい現在を生きる人たちの心と体を癒してくれる特別な場所「スパ」。ひと昔まえなら「スパ＝温泉」とイメージする人も多かっただろうが、今やスパは、“美と健康”の施設として様々な進化を遂げ、注目を浴びてている。「ホテルスパ」ともなれば料金の高さ以上に、受けられるラグジュアリーなサービスやホスピタリティなど“特別感”もひときわと言える。
日本における「ホテルスパ」の第一人者で、ウェルネス・アリーナ代表取締役社長の梶川貴子さんは、17年前にとあるベンチャー企業の役員として迎えられた。一年も経たずに撤退となるが、社長が逃げ出したため清算事業のすべてが梶川さんの肩にのしかかり、挫折を味わった。
だがその挫折が梶川さんと「スパ」との出合いにつながった。疲れきった体をサロンなどで休養した梶川さんは、そこで感じた「手のあたたかさ」が自身への“応援”のように感じたのいう。
傷付いた所を治す行為を「手当て」と書くが、子供の頃は誰かに触ってもらうだけで痛みが嘘のようにやわらいだ。現代の「スパ」とは、大人になった私たちがそんな「手当て」を気軽に、ちょっとぜい沢に受けられる“特別な場所”なのかもしれない。（ZUU online編集部）
『お金のなる気分～欲張り女子のケーザイ学～』
放送時間：BSジャパンにて 毎週木曜 夜11時30分～深夜0時00分
出演：高橋真麻ほか
番組HP： http://www.bs-j.co.jp/official/okanekibun/
【過去記事】
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