本日夜午後11時半からBSジャパンで放送予定の「お金のなる気分 ～欲張り女子のケーザイ学～」（高橋真麻出演）からお届け。
オフィスの様子を思い出して欲しい。自分のデスクでも、隣の上司や部下、同僚のデスクでもいいのだが、モノであふれて「よくこれでモノが見つかるな」と思えるようなデスクが一つや二つないだろうか？
断舎離ブーム、片付けブームの中でも、敢えて自分の姿勢を崩さない、ある意味で潔いデスク。きれい好きな人、整理整頓ができている人が見ると、「片付いていないな」「これで快適なのかな」と疑問に思うかもしれない。
しかし、実は利用している当人からすると、ストレスもなく快適で、何がどこにあるかは把握できていたりするし、別に当人も仕事ができないということでもなかったりする。
この違いは、今回登場するライフオーガナイザーの高原真由美さんの分類による「利き脳」の違いからくるものだろう。
利き手ならぬ「利き脳」によって整理方法を変える？
高原さんは番組で、手にも右利き、左利きがあるように、脳にも右脳タイプと左脳タイプがあるとの考え方を紹介した。直感的な右脳タイプはデスクの上を感覚で把握する傾向があるので、大雑把な分類と資料平積みを推奨。逆に理論的な左脳タイプはテーマや日付ごとにファイル化して縦に並べて整理するといいという。
そのうえで、利き脳をカンタンに把握するために指をくんでみる方法を披露。右手の親指が上に来た人は「左脳タイプ」、左の人は「右脳タイプ」。下にくる指サイドの脳が利き脳だという。あくまで一つの考え方だが、参考までにチェックしてみてはどうだろうか。
J-REITなら数万円から不動産投資できる
投資や資産運用を検討する際、株や為替などは選択肢に入れても「不動産」は無意識のうちに選択肢から外し、考えていない人もいるかもしれない。その理由は「不動産は高くて買えない」と考えているからではないだろうか。
今回、番組で取り上げた「REIT」を活用すると、こうした心配はなくなる。REITとは不動産投資信託のことで、投資家から集めた資金をオフィスビルや商業施設、マンションなどの不動産に投じるもの。日本では「J-REIT」と呼んでいる。実際には10万円未満から買うことができる。
明治学院大学の佐々木百合教授はREITの特徴・メリットとして、投資信託だから少額から買うことができ、分散投資でリスクがおさえられることのほか、複数の不動産に投資できるにもかかわらず手間も時間もかからないことを挙げた。そのうえ配当利回りも株よりもいいと指摘、東証一部の全銘柄平均配当利回りが約1.5%であるの対して、J-REITは約4.2%と話した。
50以上あるJ-REITの中から具体的にどれを買うか。その選び方として佐々木教授は「どんな不動産か自分でわかる」「分配金・配当利回りはどうか」、そして「儲かっているか」を挙げる。中身が分かるものを買う（分からないものは買わない）のは、株式だろうが不動産だろうが変わらないのだ。（ZUU online編集部）
『お金のなる気分～欲張り女子のケーザイ学～』
放送時間：BSジャパンにて 毎週木曜 夜11時30分～深夜0時00分
出演：高橋真麻ほか
番組HP： http://www.bs-j.co.jp/official/okanekibun/
【過去記事】
・80年以上前に生まれた投資家必携の存在とは？／起業理由は女性が働きにくい環境だった11/9放送
・ 10倍株が生まれやすい年？ コミュニケーションツールになる家計簿11/2放送
・ 「40代までに500万」年代別の投資戦略／盆栽園の跡取りに生まれて10/26放送
・ バーテンにカクテルを相談するように投資相談／81歳のプログラマー(10/19放送)
・ お金と心の「悩み」を解消するには？ フィンテックと心理カウンセリング(10/12放送）
