2017年12月1日12時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

米税制改革法案に賛成しないと思われていた、共和党のジョン・マケイン上院議員が賛成に回ったことで、法案成立の可能性が一気に高まった。

これを受け、昨日11月30日(木)のNY市場では、株価が上昇し、米ドル/円も一時112円台後半まで反発した。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米税制改革法案の成立が難航するようであれば、米ドル/円は売り圧力が強まるだろう。ただし、12月はヘッジファンドの利益確定売りが入りやすいことから、可決されたとしても、株と米ドル/円は一旦上昇した後、セル・ザ・ファクトで上値の重い展開が予想される。

法案の行方に注目しながら、米ドル/円は引き続き戻り売りスタンスで臨みたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。

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