2017年12月19日11時過ぎに小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
クリスマス休暇を前に、動きづらい状況が続いている。ただマーケット内の動きとしては、どちらかというと米税制改革法案を前にロングを作っておいて可決されたら利食おうとする傾向。まさに「噂で買って事実で売る(Buy the Rumor,Sell the Fact)」だ。113円台で買い上がる材料もなければ111円台で売り下がる感じでもない。クリスマス休暇明けの27日(水)まで、今週はサイレントナイトになりそうだ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
向こう1週間の米ドル/円予想レンジとしては111.50~113.50円。やるとしたら押し目買いだが米税制改革法案が可決されても織り込み済みであるため、上がるとしても一瞬だろう。その一瞬の売り場を逃さないようにして、ポジションはすぐにクローズしたい。
小林芳彦
1979年3月慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。
【編集部のオススメ記事】
・「信用経済」という新たな尺度 あなたの信用力はどれくらい?(PR)
・資産2億円超の億り人が明かす「伸びない投資家」の特徴とは?
・会社で「食事」を手間なく、おいしく出す方法(PR)
・年収で選ぶ「住まい」 気をつけたい5つのポイント
・元野村證券「伝説の営業マン」が明かす 「富裕層開拓」3つの極意(PR)