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富豪への道は考え方と信念から
「大富豪になる道のりは、お金を稼ぐことに対する自分の考え方と信念から始まる」と断言するのは、米国の著名な経営・人材開発コンサルタント、スティーブ・シエボールド氏だ。同氏はジョンソン・エンド・ジョンソンやボルボ・カーなど大手企業のコンサルタントを務めるかたわら、『金持ちになる男、貧乏になる男』(サンマーク出版)などを8本の著作を発表している。
シエボールド氏は、26年にわたり、一代で100万ドル以上の資産を築いたセルフメード・ミリオネア1200人以上に取材を行ってきた。もちろん、シエボールド氏自身も、その一人である。
シエボールド氏が語る「富裕層が実践する8つの富の法則」を学ぶと、お金持ちになれないのは情熱が不足しているのではなく、それを実現する自信が欠けているのだ—ということに気付く。
「8つの富の法則」とは
1.大富豪への最短ルートは起業
富の法則,ミリオネア,起業 (画像=Nejron Photo/Shutterstock.com) セルフメード・ミリオネアが勧める大富豪への最短ルートは、自分の事業を立ち上げること。自ら起業し、大成功を収めた者ならではの実感のこもったアドバイスだ。「雇われている方が経済面で不安が少ない」という保証はどこにもない。実力が認められれば昇給のチャンスにも恵まれるだろうが、起業で大きく儲けるスケールとは比べものにならないだろう。
起業には大きなリスクがつきものだが、「自分の可能性に賭けてみないことの方が、リスクが大きい」と富裕層は知っている。