2019年4月11日(木)Market Talkの内容
●GAFAやエヌビディアなど米国のIT・半導体企業はこのまま堅調に上昇しますか。割安なままの日本株と割高だが堅調な米国株、当面は米国株に投資するほうがよいですか。
日本株、米国株両方、だろう。IT・半導体は今の時代のコアストックなのでしばらく続くという認識だ。
●現在、21,000円台でボックス相場を形成していますが、今後、上へ抜けるでしょうか?それとも下に押すでしょうか?
上に抜けると思う。22,000円の節目を早く抜くのが重要で、その前に200日移動平均を抜かなくてはいけないが、中国の景気指標が色々出てきているのでそれにもう少し反応するのではないか。
●年初に予想されました日経平均、変更ありましたら、(短、中長期)予想お願い致します。
GW明けには22,000円台にはなっていると思う。そこからどれぐらい上げていけるかだが、今年の年末に26,000円ぐらいを予想している。
●日本の弱気相場はいつまで続くのでしょうか?
景気悪化には歯止めがかかっているので、この後改元効果での持ち直しに期待したい。プラスアルファ世界の景気が自然な景気サイクルの中で年後半から良くなってくる、中国の特に景気対策も効いてくる、その他アメリカの利上げ停止のように世界の中央銀行がハト派になってくるということも景気や株価にプラスだと思うので年後半に期待したい。
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広木 隆
マネックス証券 チーフ・ストラテジスト
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