3月決算企業の第3四半期決算も2月中旬に終了となりましたが、日本経済新聞の集計によるとその結果は米中貿易摩擦などの影響もあって経常利益が前年同期比2%増に止まり、中間期の12%余りの増益から増益幅が大きく縮小してしまいました。しかし、こうしたなかでも残すところ後3カ月ということもあって通期の業績予想を上方修正する企業も少なからずみられました。
そして上方修正に踏み切った企業のなかには一転して最高益更新予想となった銘柄もみられます。そこで今回は営業利益が上方修正で最高益を更新する見通しとなった3月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばクレハ(4023)では上方修正で2015年3月期の最高益を4年ぶりに更新する見通しとなったほか、三井倉庫ホールディングス(9302)では上方修正で1991年3月の最高益を28年ぶりに更新する見通しとなっています。
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