4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も先月中旬に終了しましたが、日本経済新聞の集計によると前期は自動車や機械などの製造業の苦戦が目立ち純利益が小幅ながら3期ぶりの減益となってしまいました。しかし、こうしたなかでも健闘し前期に過去最高益を更新した銘柄もあります。

(画像=PIXTA)
そこで昨日は2年ぶりに最高益を更新した銘柄を取り上げましたが、今回は営業利益が3-4年ぶりに最高益を更新した3月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばクレハ(4023)やサトーホールディングス(6287)では4年ぶりに営業利益が最高益を更新したほか、沢井製薬(4555)やシスメックス(6869)、西武ホールディングス(9024)でも3年ぶりに最高益を更新しています。

(画像=マネックス証券)
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
【関連リンク マネックス証券より】
・FOMC結果待ちで様子見ムード 米中首脳会談に関するニュースフローを注視
・お父さんの役割(昨日の父の日に寄せて)
・7月利下げはあるか 利下げ見送りの場合、市場の反応は?
・10数年ぶりに最高益を更新した銘柄は
・米「年内3回利下げ」はあるのか:為替、金融機関への影響は?