起業家精神が英語学習にも必要な時代に

以上のように、個人貿易を通じて英語を実際に使う機会を自分の生活の中に作りだすことで、自らの英語学習を動機付け、英語学習の中身を、実のあるものにできます。

現在は、ネットやスマホの普及で、個人が世界を相手にビジネスができる時代です。

他方で、日本は消費税増税、社会保険料の値上げ、年金の支給年齢の引き上げなど、厳しい社会環境の中にあります。

こうした厳しい時代だからこそ、稼ぐことを勉強目的として設けることで中学英語という武器を身につけ、たくさんのビジネスチャンスをものにしつつ、自分を磨く機会として、個人貿易にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

志村康善
Cool Japan個人貿易学院 学長
慶應義塾大学環境情学部卒業。TOIEC910点。カリフォルニア州立大学にて会計単位を取得。米国公認会計士BEC科目合格。大学卒業後、税理士事務所などに勤務。フランス、英国、米国など世界各国を飛び回り、国際会計業務に従事。2009年、海外出張の際に内外価格差に気づき、英語力と会計・税務知識を武器に、副業で始めたeBay個人貿易で成功し、その後、貿易事務所として独立。起業5カ月目にして月間利益120万円を達成。その成功体験をもとにeBay講師として活躍中。現在は貿易事業の傍ら、中学英語を使って、自由に豊かに生涯現役で働ける貿易起業家の育成を使命として、Cool Japan個人貿易学院を設立し、教育事業を展開している。個人貿易で成功する「中学英語起業家」を多数輩出。「中学英語で世界を舞台に自由に生きる」がモットー。(『THE21オンライン』2020年04月03日 公開)

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