4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も新型コロナウイルスの感染拡大の影響で決算発表を6月以降に延期した一部企業を除いてほぼ終了となりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で先行きが不透明で2021年3月期の業績予想を未定とする企業も少なくありませんでした。しかし、こうしたなかでも増益予想を発表し最高益更新が見込まれる銘柄もみられます。

投資のヒント
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そしてそうした銘柄のなかには業績の上振れが期待されているものもあります。そこで今回は最高益が見込まれる会社予想の営業利益をコンセンサス予想が5%以上上回る3月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばファンケル(4921)ではコンセンサス予想が最高益見込みの会社予想を5%以上上回るほか、小野薬品工業(4528)でもコンセンサス予想が会社予想を6%余り上回っています。

コンセンサス予想が最高益が見込まれる会社予想を5%以上上回る3月決算銘柄
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金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
国内証券会社の投資情報部にて、営業向けの個別銘柄・業績動向分析レポートを担当、その後、外資系証券などを経て、2007年4月より現職。国内市況、業種、および個別銘柄に関する分析を担当。「マーケットメール」コラムの執筆を行う。日本証券アナリスト協会検定会員。

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