先月15日のアークランドサカモト(9842)を皮切りに小売企業を中心とした2月決算銘柄の第1四半期決算発表がスタートしています。その決算発表も先週は一段と本格化し、先週後半も2日間で30社余りの企業が決算を発表しています。そこで今回は9日と10日の決算発表をまとめてみました。

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そのなかには新型コロナウイルス感染拡大を受けて大幅な営業減益や営業赤字となる企業もみられました。例えばローソン(2651)では第1四半期の営業利益が前年同期比で8割を超す営業減益となったほか、オンワードホールディングス(8016)やリンガーハット(8200)などでは営業赤字となっています。しかし、安川電機(6506)では営業利益が2割を超す減益となったものの会社計画を大幅に上回っています。

2月決算銘柄の第1四半期決算集計(7月9日-10日発表分) 2月決算銘柄の第1四半期決算集計
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
国内証券会社の投資情報部にて、営業向けの個別銘柄・業績動向分析レポートを担当、その後、外資系証券などを経て、2007年4月より現職。国内市況、業種、および個別銘柄に関する分析を担当。「マーケットメール」コラムの執筆を行う。日本証券アナリスト協会検定会員。

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