2020年10月15日11時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

米ドル/円は昨日14日(水)、105.20円前後のサポートを下抜けて一時105.04円前後まで下落した。本日15日(木)は五十日とあって東京市場では105.30円付近まで買い戻されているが、20日移動平均線(105.41円前後)を超えられないようだと、海外市場で改めて105円割れを試す可能性がある。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円の105.00円は、これまでも何度か攻防戦が繰り広げられた「節目」の水準だ。これまでは、一時的に割り込んでも比較的早く回復するケースが多かった。今月10月2日には105円割れに大口のドル買いが観測された事で104.94円前後を安値として急反発する場面もあった。今回も、投機筋が買い戻しに動けば20日移動平均線を超えて反発する事になるだろう。引き続き、105.00円を巡る攻防に注目したい。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券(株)(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)を経て、1991年(株)メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月(株)外為どっとコム総合研究所入社。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。