アウディの新世代高性能コンパクトSUV「RS Q3」「RS Q3スポーツバック」が待望の日本デビュー。パワーユニットには進化版の2.5リットル直5ターボエンジンを搭載
アウディ・ジャパンは10月27日、新型アウディQ3シリーズの高性能バージョンとなる「RS Q3」と「RS Q3スポーツバック」を12月8日より日本で発売すると発表した。
車両価格は以下の通り。
RS Q3:838万円
RS Q3スポーツバック:863万円
アウディQ3シリーズの頂点に位置するRS Q3と、新世代RSモデル初のクロスオーバーSUVとなるRS Q3スポーツバックは、パワーユニットに進化版の2480cc直列5気筒DOHC20V直噴インタークーラー付ターボエンジンを搭載。最高出力は400ps/5850~7000rpm、最大トルクは480Nm/1950~5850rpmを発生する。トランスミッションには専用セッティングの7速 Sトロニックをセット。駆動機構には前後アクスルにトルクを可変配分する、コンパクトかつ軽量な電子油圧制御式の多板クラッチを配したクワトロ(フルタイム4WD)を組み込む。性能面では、0→100km/h加速4.5秒を達成した。また、足回りにはQ3/Q3スポーツバックに比べて車高を10mm低めたRSスポーツサスペンションを標準装備。さらに、減衰力を電子制御するRSダンピングコントロールサスペンションをオプションで設定した。
エクステリアに関しては、ブラックのハニカムメッシュグリルを配したシングルフレームグリルや大型のエアインレット、RSシリーズ専用デザインの前後バンパーおよびリアディフューザー、左右2本出しの楕円形テールパイプを専用装備。合わせて、往年のアウディ・スポーツクワトロを彷彿させる前後のブリスターフェンダーや彫りの深いサイドのロワーラインなどを採用し、RSシリーズならではの力強さと精悍さをコンパクトSUVのスタイルのなかで表現する。また、シューズには20インチの10スポークスターデザインアルミホイール(タイヤサイズは255/40R20)を標準装備。さらに、オプションで21インチアルミホイール(タイヤサイズは255/35R21)やカラードブレーキキャリパーレッド、セラミックブレーキ、RSスポーツエグゾーストシステムなども用意した。
インテリアについては、オクタゴンのシングルフレームグリルをモチーフとしたデザインをインストルメントパネルに取り入れたことがトピック。また、RSシリーズ専用モード付きのアウディバーチャルコックピットプラスを採用し、合わせてRSロゴ付きアルカンターラ/レザー表皮スポーツシートなどを装備して、スポーティさとプレミアム性をいっそう高めた。さらにオプションとして、レッドステッチ入りのブラックアルカンターラ巻きステアリングやシフトノブ、シートベルト、フロアマットなどで構成するRSデザインパッケージ、これにSスポーツシートやファインナッパレザーハニカムステッチングなどを加えたRSデザインパッケージエクステンテッド(レッドとブルーを用意)を設定している。
(提供:CAR and DRIVER)