2020年12月24日11時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

英国と欧州連合(EU)の通商交渉が大筋合意に達したとの報道で、市場にはリスク選好ムードが漂っている。もっとも、米ドル/円は103円台半ばで膠着。ポンドをはじめとする欧州通貨やオセアニア通貨が上昇しており、ドルと円はこれらに対していずれも弱含んでいるためだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

本日24日(木)は英国とEUの通商交渉について、ジョンソン英首相が20時から会見を行う事が報じられている。クリスマスイブのため欧米市場の参加者はきわめて少ない。そうした薄商いの中で行われる会見だけに、ポンド相場の不規則変動には注意が必要だろう。ただ、ポンドに対してドルと円が同じ方向に動きやすい事を考えると米ドル/円相場への影響は限定的となりそうだ。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券(株)(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)を経て、1991年(株)メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月(株)外為どっとコム総合研究所入社。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。