2021年1月19日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

今週は、本日19日(火)日本時間夜に、イエレン次期財務長官の上院での指名承認公聴会と、明日20日(水)にバイデン次期米大統領の就任式がある。特に本日19日(火)の公聴会での発言が為替相場には重要だ。従来の強いドル政策に対してどのように発言されるかが注目されるが、ウォール・ストリート・ジャーナル誌によると、ドル安は目指さず、マーケットで決まる相場を重要視するということになっている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

このところバイデン次期米大統領が提示する経済対策を評価して米長期金利が上昇し、ドルが少し反発している。これから先は米国の長期金利が為替相場にとって重要となりそうだ。長期金利の上昇とドルの反発がどこまで行くかを注視したいところ。ドルが反発してもイエレン氏は特別に懸念しないということになるため、ユーロ/米ドルで1.20ドル付近の心理的なサポートを下抜けできるかどうかに注目したい。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。