2021年2月16日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

円売り・他通貨買いが進んでいる。これは日経平均が3万円に乗せたことが大きい。これまでは日銀が金融緩和をしても、為替マーケットにおいて円が売られる相場にはならなかったのだが、日経平均の3万円台乗せや、ビットコインの500万円台乗せなどの流れの中で、ついに投機の力が働き始めたことの表れだろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ここからも、円が強くなったところでは円売りを仕掛けるトレンドが続きそうだ。米ドル/円のトレードでもいいのだが、英ポンド/円や、資源価格の上昇を反映している豪ドル/円、また南アフリカランド/円やメキシコペソ/円などの新興国通貨にも妙味があるようにみえる。株価が急落しない限り、当面は、かつてのリスクオンポジション・円売りポジションが有効にみえる。具体的には英ポンド/円で150円を目指す展開を想定している。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。