2021年2月18日11時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日17日(水)の米ドル/円は106.20円台で上昇が一服。本日18日(木)朝は105.70円前後まで下落する場面があった。米長期金利が1年ぶりの高水準から低下しており、ドルの重しになっている。もっとも、世界的に新型コロナウイルスの新規感染が減少する中、経済回復に対する期待やインフレ上昇への思惑は根強い。こうした中では米長期金利が急低下する事は考えにくい。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は、106.20円台がひとまずレジスタンスになったと見られるが、200日移動平均線が通る105.50円台はサポートになりそうだ。足元では戻り売りと押し目買いが交錯しやすいと見られ、レジスタンスとサポートをどちらに抜けるかが、目先の焦点となるだろう。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券(株)(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)を経て、1991年(株)メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月(株)外為どっとコム総合研究所入社。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。