2021年2月26日8時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

利回りの上昇スピードが速まる事が、株価に悪影響を及ぼす事を懸念されていた米10年債利回りだが、昨日25日(木)に一時1.60%を突破。1年ぶりの高水準となる1.6085%まで上昇。これを受けナスダックは3.5%、S&Pは2.5%下落。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米10年債利回りも急騰しているが、豪州は1.85%、 NZにいたっては2.02%へと急騰している。この点からは豪ドル/円、NZドル/円の上昇トレンドは変わらない。しかし、昨日25日(木)の主要クロス円は、豪ドル/円は85円、英ポンド/円が150円、ユーロ/円が130円と重要な節目まで急騰していた事、株価が反落している事、加えて、本日26日(金)は営業日ベースで月末であることもあり、豪ドル/円を中心に今週急伸してきたクロス円のロングポジションはスクエアにして一旦様子見。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。