2021年3月12日8時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日11日(木)のNY市場では、米国株が上昇。S&PとNYダウは最高値を更新。ナスダックは2.5%上昇。Twitterが大幅高となり、Teslaの株価も回復。米連邦政府による1兆9000億ドル(約206兆円)規模の追加経済対策が改めて意識された展開。1兆9000億ドルの追加経済対策はマーケットのコンセンサスどおりに進んでおり、「セル・ザ・ファクト」の側面もあるのだが、多くの参加者は「株式市場への追加燃料」とみなしている模様。

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TIAAバンクの世界市場担当プレジデント、クリス・ギャフニー氏は「米政権は法案によって株式市場に若干の追加燃料を注入した。これはロケット燃料になる」と指摘。「最高値更新の背景には、刺激策で世の中に投じられる資金の存在がある。最初数回の景気対策プログラムよりも広範なものだ」と述べた。
(出所:ブルームバーグ)
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現在の為替相場の戦略やスタンス

ビットコインは625万円に続伸し、底堅さをキープ。つまり、金余りは変わらずということのようだ。米ドル/円、豪ドル/円の押し目買いで臨みたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。