2021年3月17日11時時点に西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日16日(火)のNY市場の為替相場は、FOMCを控えて大きな動きはなし。米国株は軟調。S&P500は6営業日ぶりに反落。呼応して、クロス円は下落。豪ドル/円は、一時84.19円、米ドル/円は108.77円まで値を下げた後反発した。

現在の為替相場の戦略やスタンス

マーケットは明日18日(木)日本時間未明に予定されている今週最大のイベントであるFOMC待ち。一部のマーケット参加者の中には、FRBによるツイストオペ復活を期待している声もあるようだ。パウエルFRB議長は自分のコメント次第で株が下がるということを何度も経験しているので、米国株がネガティブに反応するようなことは言わないと考えている。FOMCを控えて、リスクは減らしておきたいところだが、米ドル/円の押し目買い戦略は継続。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。