2021年4月2日8時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日1日(木)、4月初日の米国株は上昇。米国の財政出動拡大を受け、世界的な景気回復への楽観が強まった展開となり、S&Pは最高値を更新。マイクロソフトやアマゾン・ドット・コム、アルファベットなどが上昇を主導し、1.18%高の4019と初の4000ポイント台でクローズ。米10年債利回りが1.67%へ反落したことで、グロース株も値を上げナスダックも1.76%上昇。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米長期金利低下に加え、イースター休暇を控えてポジション調整の動きも見られ、ドルは全面安。豪ドル/米ドルは一時0.7532ドルと、0.8007ドルの高値から500pipsに迫る475pips急落した後、一気に0.7615まで反発。1.1704ドルまで下落していたユーロ/米ドルも1.1780ドルに反発。一方、米ドル/円は110.57円レベルと下げ幅が限定的であったことから、豪ドル/円は再び84.20円に反発。米ドル/円、豪ドル/円の押し目買い継続。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。