2021年4月6日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

為替相場にはあまり動きがないが、4月に入ってから、米国・日本ともに株式市場が好調だ。また米国の経済指標もISM製造業景況指数、ISM非製造業景況指数、雇用統計と、立て続けに素晴らしい数値が出ている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

現在、米長期金利は1.7%台の高水準で安定。ここ最近は、米長期金利の上昇に伴ってドル上昇という形が続いてきたが、そろそろ一服しそうだ。米長期金利の安定には日本の投資家が新たに米国債を買っていることもあるようで、ドル調達の場合、現在1.3%ほどの金利が取れるため、為替リスクを取らない投資が可能。それもあり米長期金利は安定するかと思っている。またその意味では米ドル/円は今週は高値圏で揉み合い、調整といった小動きの展開になりそうだ。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。