三菱東京UFJ銀行 <8306> および子会社のブラジル三菱東京UFJ銀行は14日、ブラジル政府系開発銀行のブラジル国立経済社会開発銀行と業務提携に関する覚書を締結したと発表した。

ブラジル国立経済社会開発銀行は1952年、ブラジル連邦政府の全額出資により設立された。現地通貨のレアルで長期融資を実施している金融機関としてはブラジル最大となる。ブラジルにおけるほぼすべての開発事業に投資していて、日本とブラジル両国が関わる造船やインフラプロジェクト、農業などの分野で重要な役割を担っている。

約2億人の人口を抱え、世界第7位の経済力を有するブラジルは、巨大な経済発展を遂げる可能性を持つ。近年は貧困層の減少と中流階級層の拡大により、安定した経済成長が見込まれている。

三菱東京UFJ銀行は、前身の横浜正金銀行がリオ・デ・ジャネイロに支店を構えてた1919年以降、ブラジルで様々なサービスを提供。現在ではブラジル三菱東京UFJ銀行として営業を続けている。

同社は今回の業務提携により、ブラジルでの投資を検討している日系企業への支援を一層強化するとともに、ブラジル国立経済社会開発銀行を通じたサービスの拡充につとめていくと発表している。

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