2021年4月27日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

米ドル/円が今月4月に入ってからずっと調整を続けている。調整で下げ続けてはいるものの、107円台に入ると大きな買いが入ってくる雰囲気がある。現在は月末に近いこともあり、107円ミドルでもしかしたら一旦軽く底入れしたのかもしれない。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週は29日(木)日本時間未明のFOMCが注目だ。一部にテーパリングの開始を匂わせるような文言が入るのではないかという期待が出ているが、それは時期尚早だろう。よって、通常通りのFOMCで終われば先日テーパリングを開始したカナダとのコントラストがはっきりするため、カナダドルが強くなりやすいかと思っている。米ドル/カナダドルは1.2365ドル付近が直近の安値だが、そこを割り込んでカナダドル高が続くことが予想される。トレードとしては、米ドル/カナダドルのショート、もしくはカナダドル/円のロングが良さそうだ。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。