2021年4月30日9時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日29日(木)のロンドン金属取引所(LME)の銅相場は一時、2011年以来となる1トン=1万ドル台に乗せ、同年に付けた過去最高値に急接近。主要国が新型コロナウイルスから抜け出し需要が増えることが期待できる一方、生産者はそれに追い付くのに苦戦しているとの報道が目立つ。しかし、景気回復期待よりも、クリーンなエネルギー源を推進する取り組みが加速する中で電気自動車や太陽光発電などに使われる銅の消費が同価格を押し上げているとの報道がしっくりくる。こうしたハードコモディティの上昇が、資源国通貨を底堅くしている要因のひとつであり、中期で豪ドル/円に強気なスタンスを崩さない理由のひとつでもある。

現在の為替相場の戦略やスタンス

豪ドル/円は節目の85.00円に再び迫る展開。短期的に注目は引き続き、ユーロ/円。第1四半期に新規感染者の拡大、各地でのロックダウン、そしてワクチン供給の遅れなどから上値が重い展開が続いていたユーロだが、今月に入り、ワクチン供給の改善もありゲームチェンジ。ただ米10年債利回りが底堅いこともあり、米ドル/円も反発しており、ユーロ買いは対ドルよりも対円であるユーロ/円に注目。ユーロ/円の押し目買いで臨みたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。