2021年6月18日11時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日17日(木)日本時間未明のFOMC後の流れを検証すると、まず米金利が1.59%まで上昇。米ドル/円も一時110.82円まで上昇。しかし、NY市場では商品が急落したことにより資源国通貨を中心にドル高に。WTI先物は1.5%急落。結果米国債が買われ、10年債利回りは1.51%へ急反落。米10年債利回りの1.51%という水準はFOMC前の水準とほとんど同じ。呼応して米ドル/円も110.20円と反落。

現在の為替相場の戦略やスタンス

仮想通貨も一時の勢いはなく、ある意味リフレトレード終焉の様相も。ユーロ/米ドルのショートは継続だが、カナダドル/円を中心にクロス円の売りも検討中。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。