日経平均 28,569.02 円 △ 628.60 円
≪東証一部≫
売買高 10億3,577万株
売買代金 2兆3803億0700万円
値上り銘柄数 2,010 銘柄
値下り銘柄数 110 銘柄
騰落レシオ(25日) 93.87 %
為替 1ドル=
☆ 市況概況 ☆
週末の大幅下落の反動や米国株高を受けて大幅高
週末の暴落のあと下げ渋りとなったことや米国株が大きく上昇したことから買い先行となった。買い気配から始まる銘柄も多かったが、寄り付きの買いが一巡となった後は上値も重くなった。ただ、その後も値持ちの良さから買戻しを急ぐ動きもあってさらに上げ幅を拡げいったん手仕舞い売りに押される場面もあったが、高値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯は特に買われるでもなく売られるでもなく方向感は見られず、後場も値持ちは良かったものの上値も重く、指数は小動きとなった。手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小すると買戻しが入って今度は上げ幅を広げるということの繰り返しで全く方向感は見られなかった。
小型銘柄も堅調なものが多かったが買戻しも限られ主力銘柄ほどの上昇とならなかった。東証マザーズ指数は大幅高、二部株指数や日経ジャスダック平均は堅調だった。先物はまとまった売り買いも少なく指数を大きく動かすこともなかった。とりあえず大きく戻したものの、積極的に買い上がることも売りたたくような売買はみられなかった。
大幅反発となった戻り売りに押されてもすぐに買戻しが入るという状況で値持ちの良い展開となった。積極的な売り買いというよりは下がったから上がったという面が強く、このあとが問題であり、28,500円水準が上値となるのか、28,500円を保ったということになるのかどうかを見極めることになりそうだ。とりあえずは28,500円水準での値固めとなるのではないかと思う。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
下値を試したあと今度は戻りを試す動きとなった。規準線を抜けてきたが、ここから雲や25日移動平均線、75日移動平均線を抜けるかどうかということになる。ただ、ここからは上値は重いだろう
☆ あれやこれやと一言 ☆
先週末も下げ渋りは見られたこともあり、本日は一気に上値の節目とみられる28,500円まで戻した。ここからは上値も重くなるのだろうが、ボラティリティー・インデックスが上昇しなかった割には戻しが大きいような感じだ。
それだけこれまでの保ち合いが長いなかで買われすぎ銘柄の修正安が続いていたということなのだろうし、買われ過ぎでない銘柄や売られ過ぎ銘柄に対する需要が大きいということなのだろう。つまり、積極的な買い気は乏しいが安ければ買いたいという向きも多いと思う。
とりあえず28,500円を超えたことで一安心と考えるか、28,500円までしか戻らなかったと考えるかというところだが、28,800円くらいまでは戻るのではないかと思う。そして再度下値を試すことになるのだろうが、その場合でも27,500円で下げ止まることになるのだろう。
いずれにしてもとりあえずは反発となったもののこのまま上昇が続くということでもないだろうし、また保ち合いとなると思う。用いの水準を確認するように右往左往、一進一退となってうろうろする場面も出て来るのだろう。
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清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!
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