2021年11月30日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日29日(月)のバイデン米大統領の会見で、米国はオミクロン株に対して特に対策はしないということだった。米国のことなので、ある程度情報が入った上での判断だと思われる。つまり、オミクロン株は感染力は強いかもしれないが、あまり毒性が強くないということと、既存のワクチンがそこそこ効くということではないだろうか。だとすれば、マーケットは元にもどってくるのではないか。ただ目先、金利はなかなか戻らなさそうだ。次のFOMCでは、テーパリングの加速が現実的だったのだが、その辺りは一旦様子見となりそうだ。まず株価中心に戻って、金利は後からという順序だろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ここからは、これまで売られてきたクロス円が戻すのではないかと思っている。カナダドル/円辺りは暴落前の水準まで戻すポテンシャルがあると思っている。その他、色々なクロス円が戻していくと想定している。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。