2022年1月24日10時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週21日(金)は前日に続き米国株が続急落した。2020年3月以来、初めて200日移動平均線を切って引けた。日経225も急落、米国長期金利は3日連続の下げとなった。リスクオフで米ドル/円も113円ミドルを再びトライしている。今週はリスクオフがさらに進行する可能性が高いかもしれない。

現在の為替相場の戦略やスタンス

21日(金)のドルはロンドン時間に一時弱含む時もあったがそれ以外は強含みの展開だった。ただしドルインデックスは前日の95.770から95.636へと反落している。タイムサイクル的には、ドルインデックスは1/17~24の天井圏が終わったかもしれない。今週は1/24~3/1の底値圏に向かって反落となるだろう。一方、ユーロ/米ドルは1/16~25の底値圏に向かっていたが、結局50日移動平均にはサポートされたので、ここから1/21~2/1の天井圏に向かって反発上昇していきそうだ。チャート的には一旦抜いた下降トレンドラインの延長線ではサポートされてそうなことと、逆H&Sフォーメーションが出来そうなので1.1350ドル辺りを上に超えてきたら買えるかと思っている。

齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。