この記事は2022年6月20日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=metamorworks/stock.adobe.com)

2022年6月20日(月)の午前10時すぎにウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

現在の為替相場の傾向や相場観

米ドル/円の動きはFEDと日銀の金融政策の違いによるが、日米長期金利差の要因も大きいと思われる。

2022年6月17日(金)の日米10年金利差は2.749%から2.828%へと反発。一方、日本の10年債金利先物は0.450%から0.403%へと少し下落している。日銀の防衛ラインであった0.25%を完全に突破。また、米国の10年債金利は3.199%から3.231%へと少し反発している。

2022年6月17日(金)の米国10年金利と米ドル/円の相関係数は+0.91と非常に強い順相関関係にあり、ドル指数と10年金利も0.95と非常に強い順相関関係になってきた。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は、かなり上昇したが直近の高値を更新しない限りタイムサイクル的には、すでに2022年6月20日~28日の底値圏に向かった値動きのなかにいるように見える。

相関の強いドルと10年金利が続落しそうなので、米ドル/円は短気的には売り場探し、中期的には買い場探しと見ている。

60分足ではダブルトップを形成中という動き。ネックラインである134.83円を切ってくると調整が入りそうだが、その下落が133.00円辺りで止まると買える場面があるかと思っている。

▽米ドル/円の60分足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。