日経平均 | 2万6,491.97円 △320.72円 |
為替 | 1ドル=134.77円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億4,447万株 |
売買代金 | 2兆9,584億円 |
値上り銘柄数 | 1,336銘柄 |
値下り銘柄数 | 446銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 96.17% |
市況概況
売られていたものが買われ、買われていたものが売られるなかで大幅高
材料に乏しい中で堅調な始まりとなった。朝方に発表された消費者物価指数(CPI)のコア指数は予想通りで、特に問題視されることはなく、買い戻しなどがあってジリジリと値を上げるものが多くなった。
指数に影響の大きい銘柄が、目先的に売られすぎていたことで買い戻され、買われていたものが手仕舞い売りに押されるという展開だったが売り急ぐ動きもなく総じて堅調だった。
昼の時間帯も買い戻しなどが入り値持ちはよく、後場に入ってからも売られすぎ銘柄などを中心に買い戻しが優勢で、ここのところの節目になっていた2万6,400円を超えて値持ちが良い展開になった。値持ちがいいことで買い戻しをさらに急ぐ展開となり、2万6,500円の節目を抜ける場面もあった。
さすがに2万6,500円を超えると上値は重くなったが、最後まで値持ちがよく、2万6,500円前後での動きが続いた。最後は手仕舞い売りがあって2万6,500円手前の引けとなった。それでも大幅高で高値圏での引けだった。
小型銘柄も買い戻しや買い直しが見られて総じて堅調だった。マザーズ指数は大幅高だった。先物は週末の持高調整の買い戻しと思われる、まとまった買いが散発的にみられ、指数を押し上げる場面はあった。しかし、断続的に上値を買い上がるということではなく、あくまでも持高調整という雰囲気だった。
特に材料があったということでもないのだが、目先の悪材料は織り込んだということで買い戻しなどが見られたものと思われる。
ここからは月末の売り、月初の買いを意識した動きのなかで買い戻し一巡となったものから売られる場面もありそうだ。企業業績の動向やインフレの状況などには敏感に反応してくるものと思われる。
テクニカル分析
日経平均
「線」のような雲に上値を押さえられる展開となった。遅行スパンがローソク足に沿って上昇となることが期待されるが、日々線はここを抜けても75日移動平均線や25日移動平均線、基準線に上値を押さえられるだろう。
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当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。