日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 2万6,171.25円 △21.70円
為替 1ドル=135.72円
売買高(東証プライム、以下同) 10億8,229万株
売買代金 2兆6528億円
値上り銘柄数 1,100銘柄
値下り銘柄数 668銘柄
騰落レシオ(25日) 96.99%

市況概況

目新しい材料もなく閑散小動き

米国株がまちまちで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は堅調という状況だったが、若干売りが先行する形で始まり、寄り付きから買い戻しが入るものも見られいったん上値を試す動きとなった。

2万6,400円をつけると上値は重くなり、半導体関連銘柄や資源関連銘柄などが売られ、日経平均は軟調となった。まさに絵にかいた「行って来い」相場という感じだった。

昼の時間帯も手仕舞い売りに押されるような展開で後場も上値の重い展開となり、いったん2万6,000円を意識するようなところまで売られた。

それでも26,000円を割らないとなると買い戻しを急ぐ動きなどもあり、今度は2万6,200円水準まで戻すという状況だった。結局その後は方向感に乏しく指数は狭い範囲での動きとなり、最後まで方向感に乏しい相場だった。

小型銘柄は買い戻しや買い直しで反発となるものも見られ、マザーズ指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かすようなことも、方向付けるようなこともなかった。閑散として持高調整の売り買いが中心ということで方向感は見られなかった。

新たな売り買いの材料もなく、金融緩和継続やインフレ懸念などが交錯しながら動けない状況となっている。目先の需給で右往左往するのだが、テーマ性も方向性もなく、上がれば売られ、下がれば買われるという状況は全く変わらない。

大きな流れとしてはインフレが続き、日本では金融緩和が継続され、欧米では金融緩和の終了が続くということで下値模索での保ち合いが続くということだろう。個々の企業決算の動向でも見えてくれば動きもあるのだろうが月末の売りを意識して買えず、月初の買いを意識して売れない相場が続きそうだ。

テクニカル分析

日経平均
上髭線の長い形で改めて上値の重さが確認された形だ。それでも売り急ぐ動きはなく上がれは売られ、下がれば買われながら保ち合い継続ということだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。