日経平均 | 27,431.84円 △181.56円 |
為替 | 1ドル=148.15円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 10億4,471万株 |
売買代金 | 2兆7,070億円 |
値上り銘柄数 | 1,218銘柄 |
値下り銘柄数 | 547銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 95.08% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行となるもさすがに上値の重い展開
米国株が大幅高となったことを受けて買い先行となった。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は節目と見られる27,500円を超えていたのだが、寄り付きは手仕舞い売りもあって上げ幅限定的となった。
その後も値持ちが良いので買い戻しも見られ、節目と見られる27,500円まで上昇となった。さすがに節目と見られる水準で上値も重かったが、香港市場が反発となったこともあり買い戻しもあってさらに上値を試す展開でほぼ高値引けとなった。
昼の時間帯は手仕舞いの売り買いで若干下押す展開となり、後場も前場の引けを下回って始まると手仕舞い売りに上げ幅縮小となった。
それでも何とか27,500円を維持していたのだが、いったん27,500円を割り込むと手仕舞い売りがかさんで上げ幅を縮小、最後は手仕舞い売りに押されて安値圏での引けとなった。かろうじて陽線とはなったものの上髭の長い足で上値の重さが確認された形となった。
小型銘柄も主力銘柄と総じて値持ちの良い展開となり、マザーズ指数やグロース指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られ、指数を動かす場面もあったのだが、はっきりと方向を示すような動きは見られなかった。
上値の重い展開となったが、案外値持ちの良さも見られた。買い戻し一巡となった後も売られない割安銘柄もあり、売り急ぐようなことはなさそうだ。さらに手仕舞い売りや買い戻しが一巡となった感じで、後は個別の材料で動くことになりそうだ。それでも、値持ちは良いものの全体の方向感から見ると割高銘柄が売られて指数は下押すことになるのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線に上値を押さえられた形だ。上髭線でもあり、いったん25日移動平均線までの調整となる可能性もある。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。