日経平均 | 28,263.57円 △817.47円 |
為替 | 1ドル=141.52円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億4,368株 |
売買代金 | 4兆8,749億円 |
値上り銘柄数 | 1,260銘柄 |
値下り銘柄数 | 517銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 98.81% |
市況概況
米国株高を受けて大暴騰、一気に28,000円の節目を大きく超える
米国株が利上げスピードの鈍化期待から大きく買われたことを受けて買い先行となった。オプションSQ(特別清算指数)算出に絡む買いや半導体製造会社の関連で半導体関連銘柄が大きく買われたことで指数が押し上げられた。
買い気配から始まる銘柄も多く、日経平均は一気に28,000円を超えての始まりとなり、寄り付きの買いが一巡となった後も値持ちの良さから買い戻しが入り大きく上値を試す動きとなった。
昼の時間帯にはさすがに手仕舞い売りに押される場面もあり、後場も指数は上げ幅を縮小しての始まりとなった。それでも売り急ぐということでもなく、値持ちの良い展開が続くと今度は買い戻しを急ぐ動きになりさらに指数が押し上げられた。
結局最後まで値持ちが良いから買い戻しが入るという展開が続いたが、最後の最後は手仕舞い売りもあって若干上げ幅を縮小しての引けとなった。
小型銘柄も上がるから買う、買うから上がるという状況で買われ総じて大きな上昇となった。マザーズ指数やグロース指数は大幅高だった。先物も散発的にまとまった買いが入り指数を押し上げる場面もあり、少しでも下がると買い戻しが入り下がらないとさらに買われるという状況で指数を押し上げる要因の一つとなった。
米国株暴騰となり、世界同時株高となった。空売りの買い戻しも入り、買いが買いを呼ぶような展開で大きな上昇となった。特にこれまで株価を押さえていた要因が改善されたということでもないので、落ち着けば再度売り直されるものも出てくるのだろうが、戻れは売りという状況から下がれば買いという雰囲気になっているのだろう。
買い戻し一巡となったものが手仕舞い売りに押されたところで空売りが積み上がればさらに上値を試すことになるのだろうが、空売りが積み上がらなければ買われすぎ銘柄の買い戻し一巡となったものから売られることになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
雲のサポートを確認するような動きではあるものの75日移動平均線を下回り、底堅さが見られない。それでもここで下げ渋れば再度28,000円を目指すことになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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