日経平均 | 27,716.43円 ▼155.68円 |
為替 | 1ドル=145.75円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億8,177万株 |
売買代金 | 3兆3,915億円 |
値上り銘柄数 | 880銘柄 |
値下り銘柄数 | 866銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 109.37% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行も上値の重さが嫌気されて売られる
米国株が堅調、特にダウ平均は大幅高となったことから買い先行となった。ただ、特に買い上がる材料がないことや上値の節目である28,000円を意識すると買えないという状況で上値が重く、上値の重さが確認されると手仕舞い売りも嵩んで冴えない展開となった。
大きな下落とはならないが買えないという状況で冴えない展開となった。指数に影響の大きな銘柄が売られて指数を下押したという面もあって相場全体に買い気に乏しい感じだった。
昼の時間帯も特に上値を買い上がるでもなく、手仕舞い売りに押されて冴えない展開となり、後場は売り先行となった。寄り付きから下げて始まったあとも買い気には乏しく、下値の節目と見られる27,700円水準では下げ止まったものの戻りも鈍く安値圏での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。マザーズ指数やグロース指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いも少なく、大きく指数を動かすような場面もほとんど見られなかった。オプションSQ(特別清算指数)算出日が近づいても特に方向感は見られなかった。
米国株は堅調だが、日本市場はまだまだ買えないという感じだ。上値を積極的に買い上がる材料もなく、今日は上がるから買うということでもなく買い気に乏しい展開だった。決算発表も出揃ってきているが良いものは良いのだがあくまでも円安効果であり、先行きへの懸念が強いという感じだ。
任天堂なども好決算で売られるという状況であり、やはり決算では買えないというような雰囲気になっている。好決算で買われても長続きもしないし、売り急ぐことはないのかもしれないが買えるだけの資金流入がないということだろう。
テクニカル分析
日経平均
三役好転となったもののいったんは75日移動平均線や雲のサポートを確認することになるのだろう。しっかりとサポートされるかどうかを確認してからでも買いは遅くないということなのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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