日経平均 | 27,446.10円 ▼270.33円 |
為替 | 1ドル=146.14円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億7,037万株 |
売買代金 | 3兆812億円 |
値上り銘柄数 | 620銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,141銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 98.81% |
市況概況
米国株安を受けて一時大幅下落となったが下げ渋り
米国株が大きく下落したことを受けて売り先行となった。下値の節目とみられる27,500円を割り込んで始まり、寄り付きの売りが一巡となった後も買い戻しも入らず、戻りの鈍さが嫌気されて売り直されるという展開となった。
香港市場が再度大きく売られたことも世界同時株安の様相で売り急ぐ展開となった。27,400円を割り込む場面ではいったん戻す場面もあったが、戻り切らず結局安値圏での引けとなった。
昼の時間帯には買い戻しも見られ、後場は若干下げ幅を縮小して始まった。それでも買い戻しを急ぐでもなく、じりじりと下げ幅を縮小したものの大きく戻すでもなく、冴えない展開が続いた。売りたたく動きがなかったことで最後は買い戻しも入ったが大幅安で27,500円をキープできずに終わった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されて安くなるものが多く、マザーズ指数もグロース指数も軟調だった。先物はまとまった売り買いはあまり見られず、指数を動かす場面はほとんどなかった。持高調整の売り買いも一巡となった感もあり、指数に連れて動くものの方向感は見られなかった。
米国株もしっかりと戻した反動もあって大きな下落となった。中間選挙の結果も特に期待されたほどでもなく、CPI(消費者物価指数)の発表前に手仕舞い売りに押されるものが多かった。
日本市場でも特に業績面で割高にもかかわらず米国株に連れて買い戻されていたものも買い戻し一巡から売り直されたという感じだ。ここで空売りが積み上がれば再度28,000円を試すことになるのだろうが、積み上がらず、買い戻し一巡感が強まれば27,000円までの下落もあるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
雲のサポートを確認するような動きではあるものの75日移動平均線を下回り、底堅さが見られない。それでもここで下げ渋れば再度28,000円を目指すことになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。