日経平均 | 27,899.77円 ▼30.80円 |
為替 | 1ドル=為替 1ドル=139.86円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億2,625万株 |
売買代金 | 2兆9,864億円 |
値上り銘柄数 | 987銘柄 |
値下り銘柄数 | 753銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 118.01% |
市況概況
下げ渋りはしたものの週末の手仕舞い売りに押されて冴えない展開
米国株は冴えなかったが、本日の日本市場は買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されて冴えない展開となった。
それでもいったん底堅さが見られると買い戻しなどもあって再度28,000円を超えるなど堅調なった。買い気が強いというよりは売りがないということで買い戻しが入ると指数が押し上がるというような展開だった。28,000円を超えると買えない状態は続き再度下値を試すような動きで前場を終了した。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も寄り付きは安かったものの切り返すということで小動きとなった。北朝鮮のミサイルがEEZ(排他的経済水域)内に着弾したとの報道で売られる場面もあったが、売り急ぐということでもなく、下値の節目と見られる27,900円水準での動きとなった。結局最後まで買い気には乏しく27,900円を割り込んで下値を試すような安値圏での引けとなった。
小型銘柄もさすがに手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調、マザーズ指数やグロース指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かすことはなかった。瞬間的にまとまった売りで押される場面もあったが、断続的に売りが出るということでもなく、方向感はみられなかった。
米国のインフレ懸念や中国の景気後退懸念は一服となったが、相変わらず北朝鮮がミサイルを打ち込んでくるのでさすがに反応したということだろう。地政学リスクは高まっているようでもあり、警戒するに越したことはないと思う。中国離れのなかでの経済停滞も気にし始めることになりそうだ。
来週は感謝祭の休日となるので持高調整の売り買いが続くと思う。売られたものが買われ、買われたものが売られるということになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
相変わらず小動きではあるものの上値の重さが確認されそうな雰囲気だ。いったんは27,500円あたりまでの調整はあると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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