日経平均 | 28,028.30円 △38.13円 |
為替 | 1ドル=為替 1ドル=139.84円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億2,549万株 |
売買代金 | 3兆5,132億円 |
値上り銘柄数 | 940銘柄 |
値下り銘柄数 | 822銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 106.14% |
市況概況
大きく売られる場面もあったが、結局は日経平均は小幅高
夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は冴えない展開だったが、米国株が堅調だったこともあり寄り付きは買い先行となり28,000円を超えての始まりとなった。ただ、寄り付きの買い戻しが一巡となると一気に売られすぐに28,000円を下回ると27,800円を割り込むところまで売られた。
その後は下げ渋りとなり、バイデン大統領のミサイル発言やトランプ元米大統領が大統領選出馬を表明したと伝えられたことなどから買い戻しを急ぐ動きになり、28,000円手前まで戻して前場の取引を終えた。
昼の時間帯も若干買い戻しも見られたが大きく動くということでもなく、後場も堅調ながらも28,000円まで届かず上値の重い展開となった。その後も小動きだったがインデックス買いのようなものも見られて指数が押し上げられ、結局日経平均は28,000円台を回復、小幅高となった。一方でTOPIXは値下がり銘柄が多かったこともあり、小幅なマイナスとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られた。マザーズ指数やグロース指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られて指数を動かしたが断続的な売り買いは少なく、指数に連れての動きという感じだった。
地政学リスクが懸念されたが、第3次世界大戦懸念が薄れたことで買い戻しも入った。ただ、改めて地政学リスクが取りざたされたことや中国の景気懸念が根強いことから上値の重い展開が続くのだろう。
日経平均に影響の大きな銘柄に空売りが積み上がっているので下げ渋り、堅調となっているが買い戻し一巡となったものから売られて調整となるのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
下髭の長い寄り引け同事線となった。上値が重いという状況であり、買い戻しは入るもののしっかりとした買いが入らないということだ。いったん75日移動平均線や雲のサポートを確認することになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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