日経平均 | 27,963.47円 ▼300.10円 |
為替 | 1ドル=139.34円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億6,035万株 |
売買代金 | 3兆8,284億円 |
値上り銘柄数 | 471銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,327銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 94.09% |
市況概況
ソフトバンクGが芳しくない決算や出資先破綻で大幅下落、日経平均を大きく押し下げる
週末の米国株は堅調、ナスダック指数は大幅高だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が軟調だったことから冴えないながらも前日プラスでの始まりとなった。
それでも売り気配から始まる銘柄が多く、寄り付きの買い戻しが一巡となると手仕舞い売りに押されるものも多く、下値の節目と見られる28,000円を試すような展開となった。それでも全体に売りたたくような動きは見られず、空売りが積み上がっている銘柄の買い戻しなどもあって下げ渋った。
昼の時間帯も特に動きは見られなかったが、後場に入ると28,000円を試すような動きも見られた。それでも何とか28,000円を保っての推移となり、買い戻しなどで戻しかける場面もあった。買い戻し以外に買いが入らないような相場展開で下がらないものの上がらないという状況が続いたが、最後は手仕舞い売りに押されて28,000円を割り込んでの大幅安、安値引けとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に決算発表などを受けて買われるものもあり、マザーズ指数やグロース指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いが断続的に出るようなこともなく、まとまった売り買い自体もほとんど見られず、指数を大きく動かすことも方向付けることもなかった。
米国株は戻り相場が続いていたが、日本市場は上げ一服となった。それでも空売りが積み上がっている銘柄などを中心に堅調な銘柄もそこそこ見られ、大きく下押すということでもなかった。
ただ、上値を買い上がるような材料もなく、米国の金利上昇などもまだまだ気になり、地政学リスクも取りざたされるなかでは最後まで買い切れないという雰囲気だ。上値の重さを嫌気しての調整が続くのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
週末の反動で軟調となり、かぶせ線のような形となった。いったんは調整となり、75日移動平均線や雲のサポートを確認することになるのだろう。
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