本記事は、茂木健一郎氏の著書『70歳になってもボケない頭のつくり方』(きずな出版)の中から一部を抜粋・編集しています
「年を取ったから学べない」はウソ
僕の尊敬するアルバート・アインシュタインは、誰もが大天才と認める人物だと思います。しかし、彼の脳は意外なことに、成人男性の平均的な脳の大きさに比べると、むしろ小さめであったといわれています。
天才だからといって、脳が大きいわけではない。
むしろ、脳はどう使うかが問題であるということです。
では、どう使うのが「正解」か。
まず皆さんに申し上げたいのは、「脳は適度な負荷をかけ、酷使するくらいがちょうどいい」ということです。
しかし、但し書きとして、以下のことも強調しておきます。