素敵なワインバーを探す楽しみもある
せっかくワインに関する深い知識を得ても、それが自分の中だけで完結したのではあまり面白くないだろう。ただ、素敵なワインバーに出掛けていけば、得た知識とともにさまざまなワインを愉しむことができる。
日本におけるワインの1人当たりの消費量は、50年ほど前から比べると約20倍になっている。キリンの公式サイトによれば、1973年当時は1人当たり年間0.13リットル程度だったが、2020年には2.84リットルまで増えており、近年は消費量が高止まりしている。
ということは当然、ワインが飲める場所も以前に比べて増えているということであり、ワイン好きにとっては嬉しいことだろう。
ワインがつなげてくれる「人脈」
最後に、ワインがつなげてくれる「人脈」にも触れて記事を締めくくろう。
ワインというのは経営者同士の「共通点」にもなり得る。
ビジネスは数字の世界であり、話そのものや人間関係がドライになることも少なくない。しかし、ワインに関してお互い嬉々として話をする時間を共有すれば、その相手との人間関係は一歩深まるだろう。その人間関係が、いずれビッグビジネスが始まる起点になることも珍しくない。
ワインは味の魅力、味以外の味わい、そして人間関係の広がりを愉しめる、一石三鳥の存在なのだ。
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